今年10月に田原市立若戸小学校6年生のクラスで行われた「輪菊を生ける花瓶を作る体験教室」から約1ヶ月半が過ぎました。そして11月の終わり、花瓶がついに焼き上がりました。


高松和窯の皆さんとの花瓶作りの様子の記事

 
この日、JA愛知みなみ輪菊部会の生産者が提供する輪菊などを使ったフラワーアレンジメント教室が「総合的な学習の時間」として行われるとのことで、取材に訪れました。
 

講師は、元教員であり生け花とフラワーアレンジメント歴25年余りの杉江節子先生です。 「みんなの花瓶、素敵だねー!」と、先生の第一声。児童たちも皆、予想以上の出来上がりに満足そう。花瓶には自分の名前やお気に入りのキャラクター、菊の花模様などが描かれ、個性に溢れています。
 
アレンジに使う花材は、前日に生徒たちと担任の大羽先生で染めたフルブルームのカラーリングマムと、スプレー菊、南天の葉、ウメモドキ、キーウイの蔓です。
「和の心を意識してね。」と杉江先生。花の向き、⻑さ、花材のバランス、花の切り方、扱い方などを教わりながら生けていきます。

同じ種類、数量の花材を使っても、生徒たちの感性や生け方によって全く違う景色に仕上がることに驚かされます。
完成後、杉江先生が「地域のこと、花の生産のこと、花を楽しむ心をみんなに知ってもらうきっかけになれば嬉しいです。」と児童たちに伝えます。
 

若戶小学校でのJA愛知みなみ輪菊部会が提供する花を使った授業も回数を重ね、児童たちの輪菊を身近に感じる姿勢が増しているように感じられます。
 
自分で作った世界に一つだけの花瓶とともに、暮らしの中で「花に親しみ、楽しむ心」が根付いていくことを願います。
 


 

 
 
2021/12/6