JA愛知みなみ輪菊部会の青年部は消費宣伝活動の一環として、9月9日の「重陽の節句」に向け、田原市親子交流館「すくっと」にブルームマムを使ったアレンジフラワーを展示しました!!
 

(青年部より、すくっと館長にアレンジフラワーを手渡す)

 
「重陽の節句」とは、旧暦の菊が咲く季節であることから「菊の節句」とも呼ばれています。菊は邪気払いや無病息災、延命長寿の意味を持つため、古来より菊の花を飾る習慣がありましたが、現在はその習慣は薄れてきています。その昔ながらの習慣を参考に今回は、流行中の新型コロナウィルスの終息と健康祈願の想いを込め、輪菊を使ったアレンジフラワーを飾って頂きました。
また同時に、愛知県が「輪菊生産日本1位」であることや、凜と咲く輪菊の美しさも一般の方にPRすることができました。
 

(青年部:写真上段左から 葉山、河合、小川、浅野  下段左から 渡会、長神)

 
 
青年部は、JA愛知みなみ輪菊部会に所属する37歳以下の生産者で構成される組織です。今後の輪菊生産を担う若手として消費宣伝活動や勉強会を定期的に行い、輪菊・花業界の将来のため活動しています。
一般的に『輪菊=葬儀』というイメージがあり、葬儀や仏花以外ではなかなか使用されない現状がありますが、そもそも「葬儀」は故人を尊びお別れをする大切な儀式であり、そこで縁起の悪い花が使用されるわけがありません。輪菊は本来、TPOに関わらずどのような場面でも使用出来る花なのです。
 

 
今回展示されたアレンジフラワーは、輪菊を開花させたブルームマムと、それを染めたカラーリングマムを使用して作成されました。「葬儀」というイメージを払拭し、古来から愛されてきた輪菊本来の良さ・本質を伝えることで、もっと身近なものとなり、消費の拡大に繋がる起爆剤になればと思います。
みなさんも是非、日本人の心の花「輪菊」を飾ってみてはいかがでしょうか。